ITの世界で使用されている言葉の中には、一般的に使用されている意味とは違う意味で使われている言葉もあります。ROSAという言葉も、そのようなITの専門用語の一つです。一般的にはこの言葉は、バラの系統の植物のことを意味することが多いです。人の名前として使用されることが多いのも、この言葉の特徴です。
ですが、ITの世界ではこの言葉は全く違った意味で使われています。ITの世界におけるROSAとは、ReceiverOpticalSubAssemblyのことを意味しています。ReceiverOpticalSubAssemblyを日本語に翻訳すると、受信用の光サブアセンブリという意味になります。この部品が主に使用されているのは、光通信用の機器です。
ROSAという言葉と一緒に覚えておくと便利なのは、TOSAという言葉です。TOSAも、光通信に使用するための部品という点では共通しています。TOSAとはTransmitterOpticalSubAssemblyのことで、日本語に翻訳すると送信用の光サブアセンブリという意味です。送信専用に使用されていることがこの部品の特徴になっていて、ROSAと一緒に使用することで、光ファイバーを通したデータの送受信が可能になります。
これらの2種類の部品に共通しているのは、光通信をするための機器に簡単に接続できることです。機械に差し込むだけで使用できるようになっています。