医療施設などでは、必ず毎日数多くの検査治具を使用されています。点滴や採血・手術などの場面では、何種類もの検査治具を用意しており、それぞれにオリジナルソケットが備えられているのも特徴です。以前は使い捨てをするのが一般的でしたが、昨今は資源を大切にする動きが活発となり、再利用をなされるようになりました。特に手術用の検査治具だと、計200種類ものオリジナルソケットで構成をされるので、それぞれに適したお手入れをしないといけません。
ここでは簡単に医療施設用の検査治具オリジナルソケットのお手入れのコツを、簡単に解説していきましょう。基本的にはまず最初に煮沸消毒をされるのが一般的です。約100度の熱湯に30分間浸して滅菌をおこない、清潔にして再活用をなされます。通常はこのまま各部署に配達をなされますが、さらにプラズマ洗浄装置に投入しましょう。
安全・安心な状態でオリジナルソケットを利用するには、徹底した滅菌だけでなく抗菌作業も必要です。プラズマ洗浄装置を駆使すれば、陽電子と紫外線の相乗効果を得ることができます。これにより、煮沸では洗い落とせなかった細かい汚れも綺麗に落とすことができ、さらに紫外線による抗菌効果も得られます。検査治具オリジナルソケットは細かい部品になっているので、人の手だけでは綺麗にはできません。
洗浄装置を用いれば目には見えない箇所も清潔に保てるので、導入をして損をする機材ではありません。